ドライイーストが品薄!代用品の前に!使用量半分でパンが美味しくなる方法
強力粉にホットケーキミックス、ドライイーストまでもが品薄状況に陥ってます!
とりあえず一箱は買ったけど次は買えるかな、
ストックしたほうがいいのかなと
迷っているパン作り好きさんもいらっしゃるのでは?
買い置きしたいけど、過度のストックも良くないと言われるし・・・。
今回はドライイーストの品薄状態を乗りきる、ちょっとしたアイディアをご紹介します。
応急的な対策ではなく、今後も使えるアイディアなので役に立ちますよ。
品薄の今こそドライイーストの使用量をシビアに把握しよう!
ドライイーストの使う量って、
パン作り歴が長くなればなるほど雑になりがちですよね。
スプーン1杯くらいかな~と、だいたいの目分量で入れていませんか?
この品薄状態ですから、今こそシビアに量ってみましょう。
ドライイーストの目安量は小麦粉に対して1%前後なので、
250gなら約3g(正確には2.5g)あれば十分です。
ホームベーカリーの早焼き機能を使用する場合、やや多めに+1gほど足します。
一度使いすぎてはいないか確認してみましょう。
ドライイーストの使用量が半分でOK!オーバーナイト発酵って?
使用量がわかったうえで、おすすめしたいのがオーバーナイト発酵。
冷蔵発酵、長時間低温発酵とも呼ばれます。
オーバーナイト発酵だと通常の発酵に比べて、
なんとドライイーストの量が半分で済むのです。
ただやみくもに使用量を減らしても、
生地が膨らまなくなったり重い食感になったりするのが、
パン作り歴の長い方には想像がつくはずです。
通常、温かい場所で1時間ほど1次発酵させますよね。
オーバーナイト発酵の場合、
低温で一晩~半日ほどかけてゆっくりと発酵させるのです。
そんなに長い間寝かせたら過発酵になるのではと心配されるかもしれません。
でも大丈夫!
少しのドライイーストで無理なく発酵させるので、
出来上がりもゆっくりなのです。
時間をかけることで小麦粉と水分がしっかりとなじんで、
焼いたときにばりっとした皮の食感をうみ出します。
またドライイーストにかき消されがちな小麦の香りが活きて、
風味豊かなパンに焼き上がります。
オーバーナイト発酵はとっても簡単☆
ドライイーストの量はいつもの半分です。
こね上がったら小一時間ほどそのまま発酵させ、あとは冷蔵庫に入れるだけ。
夜こねるなら、寝るタイミングで冷蔵庫に入れるといいですね。
2倍の大きさになるのが発酵終了の目安です。
だいたい半日ほどの発酵時間になりますが、
ぴったり何時間というより生地の膨らみ具合を見て判断するのが良いでしょう。
まとめ
オーバーナイト発酵は、いわば時間がおいしさにつながる調理法です。
このドライイーストの品薄を乗りきるなら、やはり使用量も見直すべき。
いつもよりおいしいパンができますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
なんとドライイーストを使わずにパン作る方法もあるんですよ!
興味ありませんか?その方法はこちらからご覧ください。↓↓↓