ホームベーカリーのドライイースト入れ忘れたパン生地救済!すいとんやニョッキにアレンジ
ある日突然やってしまうホームベーカリーへのドライイースト入れ忘れ。
こういうときあなたならどうしますか?
もしかしたら膨らむかもと焼いてみる?
残念ですがイーストなしでは硬いパン決定です。
でもせっかくのパン生地を捨てるなんてもったいないですよね。
とりあえず、パンケースから出してあげましょう。
今回はドライイーストを入れ忘れたパン生地の救済方法をご紹介します。
ドライイーストを入れ忘れたパン生地の救済方法☆パン生地ですいとんはいかが?
小さい頃に母が、イーストの入れ忘れに気づいた後もパン生地を最後まで焼き上げたことがありました。
お世辞にもおいしいとは言えないパンを家族みんな黙々と食べたわけですが、
そのときの申し訳なさそうな母の顔が今でも忘れられません。
イーストなしのパンと向き合ってもダメ!考えてもパンは膨らんでくれません。
こういうときは気持ちを切り替えましょう。
違う料理に変身させるって大事なことなんです。
今回おすすめしたいのは『すいとん』です。
小麦粉を練った具の入った汁物のことで、その具はつるつるぷるりとした食感が特長です。
すいとんをよく作られる方はパン生地で作るなんて!
と思われるかもしれませんが、意外によく似ているこの2つの生地。
パン生地救済にはもってこいなんです。
ドライイーストを入れ忘れたパン生地の救済方法☆すいとんの作り方
すいとんのベースとなる汁は、みそ味でも醤油味でもOK。
これといったルールのないのがすいとん作りの楽しいところです。
まずはいつものみそ汁に加えてみましょう。
だし汁に食べやすい大きさに切った野菜を入れて適当な硬さまで煮えたら、パン生地を加えます。
小さく丸めて、中心をへこませましょう。火の通りを良くするためです。
もっと簡単に、スプーンなどで削ぎながら鍋に落とし入れてもかまいません。
一度に入れるとくっついてしまうので、少しずつ加えて浮いてくるのを待ちましょう。
すべて浮いたら、みそを加えて出来上がりです。
すいとんはどちらかというと具だくさんの汁物によく合います。
根菜類や豆類と特に相性が良いようです。
豚汁に落とし入れてもおいしいですよ。
仕上げに薬味を添えると、メリハリがつきます。
ドライイーストを入れ忘れたパン生地の救済方法☆すいとんはニョッキにもアレンジ可!
パン生地にはバターや牛乳が入っているので、洋風のスープにも難なく合います。
小麦粉の働きでほんのりととろみがつくので、牛乳ベースのスープに入れればルーなしでもとろりとしたスープに早変わり。
マカロニやニョッキの代わりとして使ってみましょう。
丸めるとかわいらしいですが火の通りが悪くなるので、
中心をへこませるのを忘れないようにしてください。
また時間が経つにつれてとろみが強くなるので、
お好みのとろみ具合で食べきるようにしましょう。
まとめ
すいとんはお腹も心も満たされる、ホッとする汁物です。
ドライイーストを入れ忘れてしまっても、
おいしい料理に救済できたら
パン生地の失敗なんて気にならなくなりますよ。
しまった!というときは、
焦らずすいとんの作り方を思い出してくださいね。
次に作る時にドライイーストを入れ忘れないためのコツはこちらからご覧ください。↓↓↓