パウンドケーキの生地が焼くときに溢れるのはどうしたらいい!?
パウンドケーキっておいしいですよね。
失敗が少なくアレンジもしやすいので、
季節のフルーツを使って焼かれる方も多いのではないでしょうか。
ただ、時々生地が溢れ出ることがあります。
今回はパウンドケーキの生地が溢れる原因と予防方法をご紹介します。
パウンドケーキの生地が溢れる理由はいくつかある
①かさが増えた
パウンドケーキの生地が溢れる理由として一番ありがちなのが、
具によってかさが増えたこと。
私自身パウンドケーキが大好きで何十回と焼いてきましたが、
生地が溢れるというハプニングが起こるのは
きまってかさのあるフルーツ(野菜)を使ったとき。
たっぷりと具を入れてかさが増えた状態の生地を焼けば、
型から溢れ出てしまうのは納得がいきますよね。
りんごやかぼちゃのパウンドケーキは
ごろごろとした具が楽しみのひとつでもあるので、
これらの具を使う場合は大きめの型を使用するか、
生地の分量を少なめに作るのがよいでしょう。
②卵を泡立てている
パウンドケーキの作り方は一通りではありません。
バターを練るところから始めるレシピが一般的ですが、
なかには全卵または卵白をしっかりと泡立てるレシピもあります。
そうなると同じ材料でも空気を多く取り込んでいるので、
型に収まりきらない可能性があります。
収まったとしても焼いてすぐに溢れ出たり・・・。
卵をしっかり泡立てるレシピの場合は、
マフィン型を別に用意して
パウンドケーキ型と分けながら入れるようにしましょう。
生地の流し方を工夫すれば、溢れ予防になる
パウンドケーキは170度に予熱したオーブンで40分前後焼くのが一般的です。
高すぎない温度でじっくりと時間をかけて焼くわけですが、
中心部は火が通りにくいため生の生地が集まり盛り上がって、
溢れてしまうという結果になりがち。
なので、
はじめから真ん中は凹ませて、
型周囲の生地を高く流すようにしましょう。
また10-15分ほど焼いてうっすら色づいてきた頃に、
いったん包丁ですーっと切れ目を入れるのも溢れ予防に効果的です。
この状態で焼くと切れ目がぱかっと開き、火の通りが良くなって形良く焼き上がります。
ただし作業中オーブンの温度が下がらないように!
そして火傷には十分気をつけて!
さっと切れ目を入れて、オーブンに手早く戻しましょう。
まとめ
焼いている途中に溢れ出ていることに気づいてもオーブンを開けてはいけません。
慌ててもケーキの膨らみが悪くなるだけで、解決にはつながりません。
溢れ出た分もしっかりと焼いて、
後から削っておうち用のおやつにしてしまえばいいんです。
次回から溢れ出ないよう、紹介した方法を実践してみてくださいね。
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