ドライイーストの代わりは何がある?お金をかけずに〇〇でパン作り!
パン作りって楽しいですよね。
おうちで過ごす日にはもってこいの趣味です。
でも案外費用がかかるもので、
ドライイーストなんてパン作り以外に使わないのにそこそこのお値段ですし、
久しぶりに使ったら膨張力が落ちていたり・・・。
今回はドライイーストを使わない、お金をかけないパン作りをご提案します!
ドライイーストいらず!?自家製酵母に挑戦しよう♪
自家製酵母という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
パンを膨らませる元となる酵母を自分で育ててしまうのです。
自家製酵母はイーストのようなパンのための酵母ではないので、
決してパワフルとはいえません。
焼き上がるまでの時間もけっこうなものです。
でもゆっくりと育っていく自家製酵母は、
作る側からするとまるで生き物を育てているようなかわいらしさなのです。
自分で育てた酵母でパンが作れるって、魅力的だと思いませんか。
はじめての自家製酵母の作り方☆レーズン編
自家製酵母は基本的にどんな食材でも作ることができます。
ただパワフルさでいえばレーズンがピカイチ。
初めて自家製酵母に挑戦する方は、特にレーズンがおすすめです。
用意するのは瓶と砂糖、水、ノンオイルコーティングレーズンです。
オイルが使われていると酵母の成長をジャマしてしまうので、
必ずノンオイルのレーズンを用意してください。
酵母菌はデリケートで、雑菌が入るとあっという間に腐敗してしまいます。
ですので、瓶とふたを煮沸消毒するところから始めます。
10分ほど瓶を煮て、その後は指やスプーンを瓶の中に入れないようにします。
瓶が冷めたら、材料を入れます。
レーズン50gに対し水150cc、砂糖5gが目安です。
分量はおおよそでかまいませんが、
極端にレーズンが少ないと酵母が起きるまでに何日もかかります。
材料を全部入れたら、ふたをして上下に優しくふります。
寒くない場所に置いて、一日に一回ふたの開閉をさっと行うようにします。
レーズン酵母が育つと、ワインのような大変良い香りがします。
ただあまりクンクン嗅いでいると雑菌が入る恐れがあるので、
ごく最低限の開閉にとどめましょう。
3-7日前後でシュワシュワと泡が立つようになります。
これで自家製酵母の出来上がりです。冷蔵庫に移して保管します。
自家製酵母を使ったパン
出来上がった酵母を使ったパン作りにはいくつか方法がありますが、
一番手っ取り早いのは酵母液を水分としてパンの材料に加える方法です。
もちろんドライイーストはなしで。
ドライイーストに比べると自家製酵母は発酵に時間がかかります。
焦りは禁物です。パン生地が膨らむのをじっくりと待ちましょう。
丹精込めて焼いたパンは、ふっくらとした食感でしっかりと小麦が香ります。
まとめ
自家製酵母はのんびりさん。
育っていく楽しみとパンが焼けたときの感動は、
ドライイーストでは決して真似できないものです。
時間のあるときはぜひ挑戦してみてくださいね!