犬がご飯食べないのは夏バテ?飼い主の”困った”を解決します!
おうちの犬は元気に過ごしていますか?
夏になって急に食欲が落ちたりなんてしていませんか。
こんなに暑いですから、犬だって夏バテします。
そういうとき、飼い主として犬のために何ができるのでしょうか。
今回は犬がご飯を食べないときの解決策をご紹介します!
何でもいいから食べさせて、は人間の理屈
何か悲しいことがあって食欲が湧かないときや食べる気がしないときって、時折あるんですよね。
人間の場合は無理してでも食べなさい、何でもいいから口に入れなさいと言われます。
でもそれはあくまで人間の理屈。犬まで同じではないのです。
人間よりも本能的に生きる犬は、食べられるときは食べるし、
食べられないときはある程度の空腹に耐えられる体のつくりをしています。
なので食べないときに、無理に食べさせる必要はないのです。
食欲がないからといってご飯代わりにおやつを与えすぎると、
消化に時間がかかってかえって体に負担をかけてしまいます。
とはいえ、いつまでも食べてくれないと飼い主としては心配になりますよね。
そんなときは犬の食欲が湧くようにいつもの固形フードにひと工夫してみましょう。
①固形フードをふやかす
人間の食べる『おかゆ』と同じです。
ご飯を食べる元気がないときは、食べやすい形状にしてあげるのが一番です。
ウェットタイプのフードを買うよりずいぶん経済的ですし、
食欲不振のときに起こりがちな水分不足も解消できるという、一石二鳥なご飯です。
単に水をかけるよりも鶏肉や大豆のゆで汁にすると、食欲をより刺激してくれます。
犬の食欲は味というよりニオイで決まるといわれます。
小さいお玉一杯分を目安に固形フードにかけて、十分に冷ましてから与えてください。
②固形フードにトッピングする
夏の食欲不振に限らず、固形フードに簡単なトッピングをする方が少なからずいるようです。
飼い主も犬も、両方がフードに飽きないためのアレンジご飯ですね。
ゆでた鶏肉を粗熱が取れてから細かく割きます。
これを固形フードの上にぱらぱらとトッピングします。
余った割き肉は、保存容器に入れて早めに使いきります。
無添加いりこもおすすめです。少量を砕いて粉状にし、固形フードにかけるだけです。
犬を飼ったことのある方なら経験があるでしょうが、犬は動物性タンパク質が大好きです。
特に乳製品。牛乳のふたを開けただけで飛んでくる犬も多いのではないでしょうか。
どうしても食欲の湧かない犬には、粉チーズ(または細かくしたチーズ)を固形フードにふりかけます。
おそらくこの方法で食欲の問題は解決するのではないでしょうか。
ただし人間用チーズは塩分濃度が高いため、
体の小さな犬にとっては栄養バランスを崩しかねない、取り扱い注意の食品です。
何をやっても埒が明かない・食べてくれないときのみ、ごく少量与えるようにしてください。
まとめ
犬がご飯を食べてくれないと、飼い主としては不安でたまりませんよね。
でも慌てないで。犬の様子をよく観察して対処していけば、事態は良くなります。
また次に何かあったときに備えて、食欲不振の解決につながった食品をよく覚えておきましょう。
犬の好物がわかると、いざというときに素早く対処できますよ。