子育ての悩みパパもある!男も子育てしづらい世の中?<体験談>
子育て中のパパならではの悩みについて考えた事はありますか?
勝手なイメージではありますが、
世のパパ達は子育てに関する悩みをママよりは持っていないように見えます。
仕事があるので仕方ありませんが、実際はそこまで甘くありませんでした。
パパにはパパの悩みがあったのです!
私の夫は子育てに積極的に参加してくれるタイプです。
しかし、これだけイクメンがブームになっているのに避けられない問題がありました。
我が子のために頑張っていたのに、パパだから空回りしてしまうことがあったのです。
今回は、我が家のパパがぶつかった子育て中の壁、悩みについてお話します。
子育てで悩んでいるパパは多いかも?パパもママも親は親!
夫とショッピングモールなどに行くとよく感じることなのですが、
日本は男性が子育てをしにくい環境になっていると感じます。
子供が生まれる前は、親はパパもママも一括りであって、
そこに男女の差はないと思っていました。
これだけイクメンと騒がれているし、
男性が子育てすることへの偏見もないと思っていました。
しかし、私たちが普段見ているのはいい部分だけで、
実際は子育て中のパパには辛いことも多いのが現実でした。
我が子が生後半年頃、家族みんなで大きなショッピングモールへ行きました。
やはりショッピングモール自体が大きいということもあり、
ベビールームもとても充実していました。
授乳室は別の部屋に別れているので、
オムツ替えのスペースや食事スペースにはもちろん男性も入れます。
なんの疑問も持たずにいつも通り子供にミルクをあげオムツを変えました。
その日は夫がオムツを替えてくれていたので、私は哺乳瓶の後片付けをしていました。
ベビールーム内には何人か親子がいて、それぞれみんな子供のお世話をしています。
夫の隣にオムツ替えをしているママがいるのも見えていました。
片付けが終わり夫と子供のところへ戻ろうとすると、
隣のママに何やら話しかけられています。
世間話でもしているのかなと思い戻りましたが、
相手のママの顔はあまり穏やかではありません。
どうしたの?と夫に声をかけると相手のママから、
うちは娘だからオムツ替えの時に男性に隣に立たれたくない。
そういう配慮はできないのか。
そう言われました。
絶句しました。
夫は親としての役割を果たしていただけなのに、
男性というだけで差別されている。
笑顔で、この人は父親としての仕事をしているだけなので心配しなくても大丈夫ですよ。
もし男性が入ってくるのが嫌であれば、
ここの女子トイレにはオムツ替えの台が付いていたのでそちらを使うといいかもしれません。
と言いましたが、正直はらわたは煮えくり返っていました。
ベビールームを後にしてからも夫は落ち込んでいて、とても可哀想でした。
ああいう人は細かいことが気になる人だから気にしなくていいよと言っても、
子育て中は他のママ達に存在だけで恐怖を与えているのかもしれないと落ち込んでいました。
正直、なぜ普通のことをしていた夫が
心無い一言で傷つけられなければいけなかったのか理解ができませんでした。
男性が女性かの違いはあるけれど、
子供を大切に思い気持ちは親として共通のはずなのに、と悲しくなりました。
子育て中の悩みはパパにもあります。お互い思いやりを持った子育てを!
その時の体験を通して私は、とても嫌な気持ちになったこととは別に疑問を持ちました。
世の中にはシングルマザーがいるように、シングルファザーもいます。
男性立ち入り禁止ではないベビールームに男性が入ることを拒まれてしまったら、
パパしかいない子供はどこでオムツを替えてもらえるのでしょうか?
子育てに参加しない夫に平気で愚痴を吐き、
子育てを頑張っている芸能人などはイクメンと囃し立てる。
しかし、いざ実際の現場になったらイクメンのパパ達はむしろ拒まれている時もあるのです。
子育てをしない男性を叩く割には、あまりにも理不尽ではないかと思いました。
男性が子供と2人だけでベビールームに入るのはとても勇気がいります。
でも本来はそれじゃいけないんです。
男性にも子育ての参加を求める風潮がある以上、
男性も子育てをしやすい環境にするべきです。
ベビールーム内では男性、女性に関係なく、どちらもフラットな立場にいなければなりません。
しかしいくら世間がそうなっても、
男性の近くで子供のオムツを替えることに抵抗がある人もいると思います。
私は女子トイレにもオムツ替えの台がついているところが多いのは、
女性にもそういった配慮をしてほしいという気持ちも含まれていると思っています。
男性に厳しい言葉をかけて追いやるのではなく、自分が身を引く配慮も必要です。
まとめ
母親だけが偉いわけではありません。
少なくともベビールームに一緒に入ってきているパパ達は、
子育てに参加する意思のある人達です。
そんな人達を男性だからといってないがしろにできる権利は、例え母親であってもありません。
どうか子育てを頑張っているパパもたくさんいるということを忘れないでください。