パンの冷凍は1枚ずつ!基本をおさえてパンをおいしく食べよう♪
一人暮らしにとって、冷凍庫は食材を無駄にしないすごーく便利なものです。
お肉もパンもご飯も、冷凍保存が基本。
でもちょっと待って。正しい方法で保存できていますか?
今回はパンの冷凍保存の基本をおさらいしましょう。
ラップとフリーザーバッグのダブル使いが◎
食パンを冷凍するとき、買った袋のままポイっと冷凍庫に入れてしまってはいませんか?
とっても楽な方法ではありますが、パンの袋の中には空気がいっぱい。
あっという間に味落ちしてしまいますよ。
せっかく冷凍したのに食べたらおいしくなかったなんて、
気持ちの良いものではありません。
ていねいに冷凍すれば、味はついてきます。
ぜひ今日から実践してくださいね。
まずは1枚ずつラップで包みましょう。
ぴちっと巻いて、余分な空間を作らないようにしてください。
ラップの素材が『ポリ塩化ビニリデン』だとなお良いです。
どちらかというとお高めラップの素材ですが、
においや酸素を通しにくいため、味落ちを遅らせることができます。
すべてラップを巻いたら、フリーザーバッグに移します。
こちらでも空気をしっかり抜いて、封をします。
トーストして食べるなら2週間を目途に、
それ以上の長期保存なら濃いめの味付けをすれば、味落ちがあまり気にならなくなります。
出来る限り1か月以内には食べきるようにしましょう。
食パン専門店のおすすめ保存方法です
ラップ→フリーザーバッグというダブル使いは、
多くの食パン専門店が口をそろえて推奨している食パンの保存方法です。
片方だけでは不十分、両方やって初めてパンの劣化をぐんとおさえることができます。
ちなみに焼くときは、先にトースターを温めてからパンを入れるようにしてください。
ちょっとした違いですが、一番初めに焼いた食パンとそれ以降の食パンでは、
同じ商品でも味や食感が大きく異なりますよ。
厚みのあるパンは、トースターの熱だけでは十分温まりません。
前日のうちに、必要な数を冷蔵庫に移して解凍しましょう。
解凍を忘れてしまったときは、アルミホイルで包みなおしてじっくり焼けば温まります。
仕上げにアルミホイルを取って、焼き色をつけてください。
もし冷凍パンを取り出して「軽い?」と感じたときは、実際に水分が飛んでいます。
その場合は、軽く霧吹きをしてから焼いてください。
まとめ
同じメーカーのパンを同じように焼いても、冷凍の仕方ひとつで味ががらりと変わってきます。
ラップとフリーザーバッグのダブル使いは、ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、
物は試しでやってみてください。今までの冷凍方法と大きく差が出ますよ!