天ぷら衣は保存がきかないって知ってた?余らせない方法とは?
天ぷらの衣って適量用意するのが難しくないですか?
天ぷらの最後のほうは衣が厚くなったり、逆に薄くなったり。
それでもまだ使いきれる範囲ならいいですが、
どうしようもないくらい衣が余ってしまうこともありますよね。
今回は天ぷら衣を余らせず、しかも天ぷらがおいしくできちゃう方法をお教えします!
天ぷら衣って翌日使っちゃダメなの?
余った衣は明日また使えばいいじゃない、とつい考えてしまうことがあります。
でもよく考えてみて。基本的に天ぷらの衣には卵が入っています。
日持ちしない食材が入っているうえに、魚や肉を揚げませんでしたか?
生ものを浸した衣を翌日に回すのは衛生的に問題ありです。
さらに衣は休ませることで粘りが増してしまいます。
粘りを増した衣で天ぷらを作るとサクッとした食感が出せず、
もっさりとした残念な天ぷらになってしまいます。
つまり、天ぷら衣を翌日に持ち越すことはほぼメリットゼロなのです。
揚げ物の量と天ぷら衣の量がぴったり合うに越したことはありません。
そうは言っても衣が余ってしまう
卵1個につき小麦粉1カップと水3/4カップを混ぜるのが基本的な天ぷら衣の作り方です。
しかし、足りないからといって同じだけ作り足していたら、余って当然。
この卵1個につきというのがくせ者なのです。
そこでおすすめするのがマヨネーズ。卵の代わりにマヨネーズを使えばいいのです!
マヨネーズで作る天ぷら衣とは?
天ぷら衣を作るのにマヨネーズを使うなんて、ぎょっとした方もいるのでは?
何を隠そう、私自身がそうでした。
純和風の天ぷらにマヨネーズなんてと信じられなかったのですが、
半信半疑でマヨネーズを使ってみたところ、
普段の数倍おいしい天ぷらができてしまったのです。
今までの苦労は何だったの?というくらい。
しかもマヨネーズだと量の調整がしやすいから、まったく無駄なし。
マヨネーズを使うことで、天ぷらの味も効率も両方上がっちゃったのです。
マヨネーズの天ぷら衣の作り方♪
◎普通量
マヨネーズ大さじ1
小麦粉50g
冷水75g
◎ちょい足し
マヨネーズ小さじ1
小麦粉15g
冷水25g
マヨネーズに冷水を少しずつ加えてていねいに溶き、小麦粉を加えます。
普通の天ぷらと同様に、冷水を使うのと粉っぽさを残すのがおいしく作るポイントです。
まとめ
マヨネーズが使えるのはサラダの味付けだけではありません。
油代わりにしたり生地に加えてふんわり感を出したりと、
縁の下の力持ち的な存在の便利な調味料なんですよ。
使いすぎなければ、マヨネーズが素材の味を邪魔することはありません。
次の揚げ物にはぜひマヨネーズを使ってみてくださいね。