手作りのスパイスカレーがまずい!どうしたらおいしく作れるの?
スパイスを買い込んでとびきりおいしいカレーを作りたかったのに、
出来たカレーが激マズ・・・そんな悲しい思い出はありませんか?
案外そういう失敗って多いんです。
スパイスカレー作りにはコツが要りますが、逆に言うとコツさえ押さえれば、
あとは多少適当でもちゃんとおいしくできるのです。
今回はレシピ本には載っていない、スパイスカレーをおいしく作るコツをお教えします!
手作りのスパイスカレーがまずいを美味しく♪トマトの量は控えめに
スパイスカレーに必ずと言っていいほど登場するトマト。
しかしこのトマトのせいで、
日本人の口に合わない酸味ばかりのカレーになってしまうのもスパイスカレーあるあるなんです。
ルーを使う一般的なカレーはトマトの味がほとんどしないですよね。
私自身スパイスカレーのトマトの酸味が気になり、トマトなしで作ったことがあります。
一瞬おいしく感じたものの、本格的なカレーとしては何か力強さの足りないカレーになってしまいました。
このことから、多少なりともトマトは加えたほうが良いと感じました。
酸味があまり得意でない方・初めてスパイスカレーを作る方は、
トマトの量を半分以下にしてみましょう。
生トマトに比べて酸味の弱いトマトジュースを使ってもOKです。
ただしケチャップはトマトの代用にはなりません。
どうしても使いたいなら味付けのときに少量加えましょう。
個人的には野菜ジュースを使うのもオススメ。
ただし香りや酸味の強いものはカレーのバランスを崩しますので、無難なものを使うようにしましょう。
もしトマトを入れすぎてしまったときは、30分ほどかけてじっくりと煮込むと酸味が和らぎます。
そうはいっても時間がかかるので、はじめのうちは特にトマト少なめを意識しましょう。
回を重ねるごとにトマトの量を増やしていくといいですね。
手作りのスパイスカレーがまずいを美味しく♪油をしっかりと使う
意外かもしれませんが、慣れない方のカレーとプロのカレー、何が違うかって油の量が全然違うんです。
野菜を炒めるだけなら小さじ1もあれば十分な気もしますが、ここが大きな間違い。
油はカレー全体のまろやかさを作り出してくれるのです。
最低でも大さじ2、できれば大さじ3以上の油を鍋に入れましょう。
質の良い健康油を使うと油が多くても安心ですね。
まずはこの油でみじんぎりたまねぎを茶色くなるまで炒めます。
たまねぎをしっかり炒めたらトマトを投入。
油で炒めることでトマトの酸味がやわらぐため、このタイミングを忘れないようにしましょう。
続いてスパイス粉末、塩を炒めてから、初めて水が入ってコトコト煮込むことになります。
まとめ
ていねいに作っただけの手間暇が味に出る料理です。
野菜のうまみをしっかり引き出せるようになればあとは味をととのえるだけ。
ほんの少しの調味料で花咲くようにおいしいカレーが出来上がります。
これがスパイスカレーの醍醐味です。
初めてのスパイスカレーがうまくいかなくても、何度も繰り返し練習してみましょう。
いつかきっと、おうちでしか食べられない最高のスパイスカレーが作れるようになりますよ!