コロナ禍で帰省する?お盆に帰りたい!その危険性とは?<現役大学生の声>

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コロナ禍で帰省する?お盆に帰りたい!その危険性とは?<現役大学生の声>

皆さんもご存じの通り、

新型コロナウイルスは2020年7月現在東京都を中心に

全国で約25000人の感染者が確認されている新型の感染症です。

夏休み、お盆が近づいてきた今も、その勢いはとどまることを知らず

私たちの日常生活に大きな影響を及ぼしています

ここで生じる問題はコロナ禍で帰省ができるのか?ということです。

お仕事をしている方にとって帰省することは、

休みを取るタイミングにもかかわってくる話です。

加えて大学生の場合は地元以外の都道府県に進学した人

アルバイトやサークル活動の関係でいつ帰省しようか計画を立てていることでしょう。

しかしちょっと待ってください。

この状況で帰省するのは非常に危険な行為です。

今回はこの夏帰省を考えている人に向けて、その危険性についてお伝えします。

今帰るのは危険!その理由とは?

最も危険な理由は当然ながら

新型コロナウイルスを家族に移してしまう可能性があるからです。

まだまだ正確な情報は少ない状況ですが、

潜伏期間が二週間ほどであると言われています。

帰省しようと意気込んでいる今は健康な状態であっても

ウイルスを持っている可能性があるということ。

PCR検査の数も増えているとはいえ、

まだまだ無自覚に保菌している人数は多いと考えるのが妥当です。

そんな状態で感染者の急増している地域から帰省する

つまり他県に移動するという行動を取ることは

無責任と言われても仕方のないという風潮があります。

しかしもっと怖いことがあります。

それは仮に家族に移してしまった、

あるいは帰省後に自分が新型コロナにかかっていることが判明した時に、

村八分を受けるというのが現実に起きるかもしれないことです。

村八分とは簡単に言うと仲間外れになってしまうことですが、

特に人口の規模が小さい地方の市区町村では

地域特有のコミュニティが生活の基盤になっていることが多いため、

仲間外れの対象になりやすい側面があります。

コロナ禍での帰省で起きた村八分の実例

実際に滞在先、帰省先で新型コロナウイルスにかかった本人やその家族が

村八分に近いような扱いをされたケースが日本でいくつかあります。

山形県では県内で確認された新型コロナウイルスの感染者が

県外在住の大学生であったこともあり、

彼の実家に対して何者かが石を投げ込むという事件が報告されています。

幸いにも関係者に大きなケガをした人はいませんでしたが、

それ以外にも近隣住民による電話、悪口を言われたようです。

またこれは帰省とは別のケースですが、

4月7日に新潟県で県内初めての感染者が確認された際に、

本人やその家族、勤め先の会社にまで

嫌がらせの電話、誹謗中傷が頻繁に寄せられ、

深刻な人権侵害まで至ることもあったようです。

こうしたケースは珍しくなく、感染者本人だけでなくその家族、

同じ会社の人間など幅広く人間関係に影響を及ぼすことがわかります。

特に現在東京で感染者が集中して増加していることを考えると、

東京在住の人が帰省することについて

周囲の人間から冷たい目で見られることがあるかも知れません。

自分と家族のためにも今は我慢しよう

長い間家族と離れている人はせっかくのお盆休み、

家族と会いたいと思います。

僕もそうです。

しかし今帰ることは非常に危険な行為であることを

自覚することが大切です。

僕は学生ですが、

やはり両親の作ったご飯を食べたり

祖母の元気な様子が見たいのが正直なところです。

でも今帰省することで様々なリスクが生じます

まとめ

大切な人を守るためにも今年の帰省は考え直してみてはいかがでしょうか。

また、現在「go to キャンペーン」なるものも政府主導で行われています。

コロナショックで停滞する経済を回す意図での政策

一概に利用するなとも言えませんが、

せめて県をまたがない、大規模な移動はしないことを

意識する必要が我々にはあるでしょう。