和食の盛り付けがうまくいかない!コツを知って美しい盛り付け♪
だいたいのお料理が作れるようになると、欲が出るものです。
美しく盛り付けたい、おいしそうと言ってほしい、
なんて遅かれ早かれ誰もが願うことではないでしょうか。
よく作る料理はさておき、
和食のようにコツのいる料理は、
美しくおいしそうに仕上げるのは到底難しいことです。
和食のコツは何なのか。
今回は和食の盛り付けのコツを説明したいと思います。
和食の盛り付けのコツの前に!日本の四季を大事するのがポイント♪
日本は四季のある国です。他国に四季がないという意味ではありませんが、
大事なのは日本には季節の移り変わりを楽しむ文化があるということです。
はるか昔からこの季節の変化を楽しみ、季語を入れた歌を詠み、
旬の食材を使って料理をしてきたのがまさに日本人なのです。
日本人にとって季節をとりいれることの重要さが、
和食の盛り付けにも大きく影響しています。
和食の盛り付けのコツ!和食には季節をとりいれよう♪
和食の基本は『季節感』と覚えておきましょう。
旬の食材を使うのはもちろんのこと、
盛り付けにもその季節ならではの野菜や植物を飾ります。
この飾りが料理の上に乗せる場合を『天盛り(てんもり)』
下に敷き込む場合を『掻敷(かいしき)』と言います。
そしてこれらを合わせて『あしらい』と呼びますので
和食のはじめのステップとして覚えておくといいですね。
季節のあしらいは、スーパーの青果コーナーでも手に入ります。
特別なあしらいを飾りたいなら購入するのもありでしょうが
できることならもっと身近なところで探してみましょう。
お子さんの食育にも役立ちますよ。
たとえば春ならさくらの花はいかがでしょう。
春のごくわずかな時期ですが、
こういうものこそ日本らしい季節感を醸し出してくれます。
夏ならぜひ青じそを。爽やかな香りで、刺身によく合います。
青いもみじもステキですね。
秋なら赤もみじ。やや香りのある柿の葉も風流です。
冬ならひいらぎやいちょうの葉を。
これらすべて、その季節になれば簡単に手に入る植物ばかりです。
外で採ってきた植物は、
必ずよく洗ってしっかり水分をふき取ってから使用します。
何時間も前から盛り付けてしまうとしなっとしてしまうので、
なるべく食べる直前に飾るのがおすすめです。
まとめ
和食の盛り付けのコツは他にもたくさんあります。
まずはここから制覇しましょう!
季節感を意識しはじめると、
今が一年でいうどういう時期でどういう植物が育ってと、予備知識が増えてきます。
絵に描いたような和食でなくても、
応用力が備わって、ますます料理が楽しくなりますよ。
お刺身の盛り付けについてはこちらにまとめました♪↓