【七五三準備】着物はどっちの親が買う?

日本で昔から行われている伝統行事「七五三」
三歳、五歳、七歳になったお子さんの健やかな成長をお祝いする行事ですよね。
この伝統行事を行う際に
お子さんに着物を着せてあげたい!という想いをもつお母さんがほとんどでしょう。
でも、自己判断でお子さんが喜ぶ着物を購入するのは少し早いかもしれません。
今回は、七五三で着せる着物は
一体だれが購入した方が良いのかということや
着物のおさがりはアリなのかという点など
七五三の準備についての疑問に詳しく答えていきます。
結論から言うと、誰が着物を購入するかは
「地域によっても異なり、正しい答えは存在しない」ということでした。
ですが、傾向として言えることがありますのでそちらを紹介していきます。
七五三準備は実家か義実家どっちが行うのか

じつは、七五三の着物の準備に正しい答えは存在しませんが
一般的には、着物は祖父母が用意するものと認識している方が多いです。
そして、どちらの祖父母が着物を用意するかは地域によっても違いがあります。
ですが、ざっくりと分けるなら
「女の子を祝うなら嫁側の祖父母」
「男の子を祝うなら夫側の祖父母」
といった感じが多いでしょう。
<七五三準備>着物のおさがりってどうなの?断り方のポイント2つ!

七五三の着物をどうしようか悩んでいたところ、
お姉さんや親、お姑さんのおさがりを進められて、困っている…。
そんな方もいるでしょう。
「そもそもおさがりって縁起的にどうなのかな」や
「断りたくても断りづらい」など
楽しいはずの七五三の準備が、おさがりについての不安や疑問で心が落ち着かず
そして、対応に困るといった苦労を感じてしまっている人もいるのではないでしょうか。
そもそも、おさがり自体アリなのかという疑問については
結論から言うと「アリ」です。
七五三におさがりを着るのは
じつは昔から行われていることで何ら問題はないそうです。
ですから、縁起が悪いなどといったことはないですし
デザイン的にも、今はレンタル衣装屋にいっても
古風なものもたくさん置いてあるので、汚れがとてもひどくない限り、
お子さんも喜んでくれるのではないでしょうか。
とはいえ、お子さんが良くても実はお母さんが
誰かからの「おさがりは嫌だ…。」という場合もありますよね。
「おさがりをくれるという気持ちはとても有難いのだけど、
やっぱり、子供と一緒に着物を選びたいのよ。」
という方に、断る方法をご紹介します。
断り方のポイントは
- 断らざる得ない理由を伝える
- ストレートに断るなら丁寧に
です。
「たとえば、お子さんが冊子などを見てもうお気に入りの着物を見つけてしまい
絶対にこれがいいと言ってきかないんです…。」や
「レンタル衣装屋で、お気に入りの着物を見つけ
写真もセットのお得なプランで、もう予約をしてしまったんです…。」
など、あたかも自分の意思ではない感じでお断りするのも良い方法です。
ですが、世の中にはありがた迷惑といいますか、
優しさで意見をしてくる方もいますよね。
「それなら、レンタルするのキャンセルしちゃえばいいんじゃない?」や
「実際に○○ちゃんに着物みせてあげようか?絶対に喜ぶよ!」
などと、やさしさで言ってくれる強者も存在します。
本人は良かれと思っていってくれているのですから、
こちらとしてはあまり強くいうのも気が引けるし…。となりますよね。
でも、ここは自分の意見をしっかりと持ち丁寧にお断りすると良いでしょう。
七五三でとった写真や思い出はあなたの中にしっかりと残るからです。
納得のいってない着物をお子さんに着せてしまった。という後悔をしたくないなら、
逆ギレのリスクが伴ってもはっきりと自分の気持ちをいってみてはいかがですか?
その際に気を付けるべきことはなるべく早口にならないことと、丁寧な言葉を使うことです。
早口で想いをぶつけてしまうと相手からすると、
自分を否定されているように感じる可能性もあります。
あわてず、あせらず気持ちを伝えましょう。
まとめ

今回は、七五三の準備についてご紹介しました。
着物を購入する際、どちらの祖父母が購入するか決まりはありませんが、
一般的には、
「女の子を祝うなら嫁側の祖父母」
「男の子を祝うなら夫側の祖父母」
が多いということが分かりましたね。
また着物のおさがりについても
縁起が悪いということはなく、ありだということが分かりましたね。
七五三は地域によっても風習が異なりますので、
ご自分に合った方法でお子さんの健やかな成長を祝ってくださいね。